キャリアのようなもの | メイン | 2010GW南東北ツーリング3日目(5/2)

2010年5月11日

2010GW南東北ツーリング2日目(5/1)

夜の間は断続的にやや大粒の雨が降り、テントを叩く雨音が聞こえ出すたびに目が覚める。結局、朝方になっても天候は少しは良くなったものの、時折、霧雨の混じる曇り空のスタートとなりました。本日は桧原湖から山を越えて米沢、蔵王までのルートです。

7時にこたかもりキャンプ場を出発。天気が良ければ五色沼を散策してから走り出そうと思っていましたが、前夜の雨で道もぬかるんでいそうなのでパスして、予報では晴れているらしい山形に向かうことにしました。

さぁて、西吾妻スカイバレー(県道2号)を走るぞーっと意気込んだところで、ゲート近くまで来ると車列が...聞いてみると、ゲートは通常は8時に開くが、天候によっては閉鎖もあるとのこと。昨夜の雨の影響が心配だなぁ。迂回するにも磐梯吾妻ラインは同じような状況だろうし、米沢から蔵王に回るのは退屈なうえに1時間以上、余計に時間が掛かってしまいます。
開門待ちの間、山形から来た夫婦に米沢では上杉祭りをやっているから寄ってみるといいと教えてもらったので、迂回したら無理だけど、無事に山越えが出来たら行ってみることにしました。
心配しているとゲートの向こうから車がやってきて通常通りの8時に開きました...が、上の方は雪が降っており、部分凍結しているとのこと。ここは退くべきか、管理事務所のおじさんの「慎重に行けば通れる」という言葉を信じて突撃。

IMGP1773rs.jpg判っていたら絶対に出撃しないと思われるの図。最初こそ、初めて走る景色にちょっとワクワクしたものの、少し登るとこんな状況...春用+αの装備では気温に耐えられるはずもなく、指は感覚が無くなるし、寒すぎて軽く頭痛がする...

IMGP1796rs.jpgとは言っても、時々カメラを取り出しては氷のように冷たいシャッターボタンを押してみたり。最上川源流の碑。ツーリングマップルによると赤滝と黒滝が正面に見えるようですが、かすかに水音が聞こえるものの、下まで降りないと見えないのかな?

IMGP1800trrs.jpg猿はかわいいものだけど、この後に遭遇した大型のカモシカは恐ろしくて、写真撮ってる場合じゃありませんでした。

IMGP1806rs.jpgビビりながらも、なんとか峠を切り抜けて下り、山形へ入ると空はすっかり晴れ模様。白布温泉で体を解凍したかったのですが、まだ8時台だったので日帰り入浴のできる宿が開いておらず、もう少し走って小野川温泉へ。聞いたことのない温泉でしたが、開湯は836年と歴史ある温泉で、名前は小野小町が発見したとの伝承に因んだものだそうです。河鹿荘という宿で入りましたが、かけ流しの良いお風呂でした。外には足湯もあるので、一休みに丁度良し。

IMGP1808rs.jpg11時、米沢の松が岬公園(米沢城址)にある、上杉神社へ。名前のとおり、上杉謙信を祀っています。境内の桜もちょうど良い頃合。境内は花見客で賑わっていました。直江兼続の愛の兜も、こちらの宝物館にあります。

IMGP1817rs.jpg上杉まつりの期間中ですが、この日のイベントは市内での上杉太鼓とゆるキャラショーという微妙な取り合わせの新企画だったためか、それほど混雑はしていませんでした。川中島の決戦は翌々日。

IMGP1863rs.jpg13時過ぎ。国道13号を北へと市街地を走り、山寺立石寺へ。開山は860年と歴史ある古刹。松尾芭蕉が旅の途中で「閑さや巖にしみ入る蝉の声」の名句を詠んだ場所として有名です。

IMGP1878rs.jpg登山口を少し登ると、正面には重文の根本中堂。ブナ材の建築物としては東北最古らしい。手元のガイドでは、ここから奥の院まで600M25分とありました。

IMGP1887trrs.jpg芭蕉さんとお供の曽良さん。さて、松尾芭蕉とアニメをリンクする人はほぼ皆無だと思われますが、ガンダムなどのサンライズ作品ほぼ全てにおいて、原作者として矢立肇という名を目にしたことがあると思います。これは同社の共同ペンネーム(東映の八手三郎と同じ)であり、芭蕉が奥の細道の旅で最初に句をしたためた「矢立の初め」に由来するそうです。
そういう意味では、ここもまた上井草と並ぶ、ガノタの聖地でもあるわけなのです...って無理がありますね(笑)ちなみに場所で言えば旅の起点の芭蕉庵に近い、足立区の千住河原町にあたりだそうです。芭蕉さんの横にこれが立ってたら、まさにカオス。

IMGP1927rs.jpg急峻な崖に立つ御堂。かつての修行場所で、煩悩を持つ者は修行の途中で崖から落ちたそう。崖に穿たれた穴には人骨が納められているらしい・・・

IMGP1941rs.jpg開山堂の脇に立つ、赤い小さなお堂は納経堂。山内で最も古い建物で重文。

IMGP1896rs.jpgゴールの奥の院。山門からここまでは800段だそう。緩やかな石段で、途中にも多くの見所があるので、なんとなく歩いていたら登りきってしまったという感じ。

IMGP1962rs.jpg下山して麓の美登屋という蕎麦屋さんでカロリー補給。板蕎麦ってホントは皆で食べるものだったんですね・・・出てきた瞬間、量にヤバイと感じましたが、つるんと入ってしまいました。さらに青菜のおにぎりまで注文したので、お腹一杯。さくらんぼの漬物が以外とイケる。

16時。蔵王に到着。気温から、さすがにキャンプは無理と踏んでいたので、素直に宿を取っておきました。時間もあったので、融雪剤でドロドロになったバイクをさっと磨いて、公衆浴場の川原湯に浸かりにいきました。大露天風呂も良かったのですが、少し距離があるので、バイクじゃ湯冷めしちゃいます。でも、こういう公衆浴場の雰囲気って好きなんですよね。

温泉街を散策し、お土産などを調達した後は宿でまったり。ここぞとばかりに電装品の充電や洗濯をしたりしているうちに、いい時間になってしまいました。
今回はモバイルバッテリーを新装備として投入しましたが、これがとても便利!nuviはバッテリー駆動でも6時間ぐらいは動作してくれるので、ソケットが空いている時にはとりあえずモバイルバッテリーを充電しておくことで、あとでモバイルバッテリーから、携帯でもipodでもバッグの中で充電できます。
以前はそれぞれの機器を直接、ソケットに繋いで充電していたので、ケーブルの煩わしさや同時に複数の機器を充電したい場合など、二口ソケットは持っているものの面倒でしたので、使い勝手がかなり向上しました。KODAK V705がUSB充電に対応していれば完璧だったんですけどね。ちなみにPENTAX K10Dはバッテリーを無駄に4本も持っているので、今回は充電器も持って行きましたが、充電どころか、結局2本も使いませんでした。このあたり、装備の削減に努めたいところです。

次回は3日目、蔵王-塩竃-牡鹿半島編です・・・

本日の走行距離:230km

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